PISLAB講習【秋】シーズンへの準備
9月30日~10月1日ウィングヒルズ白鳥リゾートにて2023/2024シーズンに向けてのピスラボ講習会を開催しました。
テーマは体の外のコントロールを内で行うことで体軸を維持しながら外スキーの角度や荷重量を変化させないという考え方です。
外肩や外の脇腹で外足を意識させるとどうしても上体が折れて外スキーの角度に変化してしまいます。
頭や上体が外に移動してしまうため外力を重さが外側に引っ張られてしまうからです。
上体が開いたり折れてしまうと外足に真っすぐ乗れなくなるために外足の角度を保てません。
外肩を下げたり肩を捻ったりするのではなく、胸骨を柔らかくし内肩を上に引き上げてみることで
首や頭を垂直に保ちながら肩のラインを雪面に対し平行を保つことができます。
年々マテリアルが良くなりスキーが簡単にカーブできるようになってきました。
その分外足に体が折れたり、早くスキーが回転して上体が開くことが多くなっています。
柔らかいバーンでは外圧が少ないのでそれほど感じられませんから影響が大きく出ませんしタイムに影響することは少ないのですが、
硬いバーンではブレた分だけ摩擦を増やし大きくタイムのも影響して行きます。
ましてスピード系のようにスピードが増すと筋力では耐えられずに負けてしまいます。
外足にかかってくる外力に対し釣り合った綱引きが必要になります。
しっかりしたポジションを見つけ外足の力をより正確に支えることです。
優しくエッジを立てて滑らせる方向に使って行きたいものです。
今回のピスラボ講習では内側の肩のコントロールで外スキーの角度に対し垂直の位置(体軸ライン)を大切にしてきました。
外のコントロールの視点を変えて内肩の上げ下げのコントロールで考えて見ると新しい感覚が生まれるかもしれませんよ。
2023/2024シーズンが始まります。コンディショントレーニングでも脇腹、胸骨を柔らかくして左右に動かすことに心がけてください。
脚が伸びて体軸が長さを保ちより骨格で外力を支えられる感覚を得られます。
PISLAB秋 2023 DIGEST
ダイナマイト流儀【PISLAB】
- ヨーロッパ遠征 11月14日近辺に出発
- 富良野合宿 12月中旬から
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